点検整備は車の健康診断。
お客様一人ひとりに
安心をお届けする。
2011年入社 メカニック
髙橋 和也KAZUYA TAKAHASHI
点検整備は車の健康診断。
お客様一人ひとりに
安心をお届けする。
髙橋 和也KAZUYA TAKAHASHI
私は幼少の頃から車が好きで、テレビでレースを見ていました。メカニックが素早く整備をしている姿に憧れてメカニックを目指しました。
勉強があまり得意ではなかった私ですが、車にだけは熱中できたのを覚えています。
スバル車との出会いは兄が乗っていたインプレッサGC8がきっかけで、スバル車特有のボクサーサウンドが印象的でした。
高校卒業と同時にインプレッサを譲ってもらい、実際に運転したらシンメトシカルAWDのコーナリングの安定性に驚いたのと同時に、この独創的な技術を整備してみたいと思い、スバルに入社しました。
自動車ディーラーのメカニックはエンジンをバラバラにしてオーバーホールをしたり、色々な部品を交換してチューニングをしているイメージでしたが、実際は点検整備や故障診断など様々な作業を行っていました。
点検整備は車の健康診断です。ただ点検するのではなく、お客様の使用状況、走行距離など加味しながら点検を行わなければなりません。また一つ異常を見逃せば命にかかわります。しっかりとお客様一人ひとりにあった点検をすることにより安心を届けられると思います。
普段の仕事は一般整備や故障診断、後輩指導を主とし、またコントローラーとして入庫管理、工程管理を行っています。
我々スバルのメカニックはスバルのプロとしてお客様へ安心をお届けしなければなりません。そのためにはスタッフ全員が安心して働ける環境作りが重要だと思います。工場では周りに目を配り、仕事の進捗を確認したり、困っている後輩がいたら一緒に考え、答えを見つけることで不安を解決することを心がけています。全員が働きやすく相談しやすい環境にすることにより、後輩たちが自分から重整備など積極的に行って技術力向上させている姿を見ると指導し甲斐がありますし、お客様へ安心をお届けできると思っています。
宮城スバルは教育環境が整っている会社です。私も出場した技術コンクールでは2連覇、世界技術コンクールでも優勝しています。
それは個人の努力だけでなく、会社全体が積極的に指導していただける時間を設けてくださったからこそ、妥協することなく目標に向かって学習ができたのだと思います。
このような環境のおかげで、次に続こうとする後輩たちも増え、とても活気がある良い会社だと思っています。
休日は、二人の息子と公園に行き、自転車で遊んだり一緒にゲームをして過ごすことが多いです。
また、家族でコテージに泊まってBBQなどをして自然を楽しんでいます。
息子たちが小学生になったので、妻と二人で買い物へ出掛けたり、美味しいものを食べに行く夫婦の時間が増えました。
一人の時間があれば趣味の筋トレをしてリフレッシュしています。
休日に家族との時間や自分時間を大切にし、しっかりリフレッシュすることで、仕事の日はより集中力を高められています。
2017年に世界技術コンクールに出場した時のことが、とても思い出深いです。
宮城初出場だったため過去の問題や傾向など上司が過去に出場した他県の店舗に聞いてくれたり、動画を貰い参考にしました。
また練習でもアテンド兼指導者の方から一ヶ月という長い時間ご指導いただき、他店舗の方々は、違う目線から練習を手伝ってくださり、自分がスランプに陥った時は「大丈夫、必ずできるから」と励ましてもいただきました。
その結果、優勝し王座奪還することができ、みんなで優勝を分かち合いました。
私は先輩や上司の方々のおかげで様々な仕事やTS資格の取得、技術コンクールで結果を残すことができました。今後は同じように後輩や仲間が資格の取得やコンクールで結果が残せるような指導者になりたいと思っています。また技術支援課のような頼られる存在となれるよう技術を磨いていきたいと思います。