2022年6月|宮城県ライフセービング協会に「ライフセーバーカー」を提供
宮城スバル自動車株式会社は、公益財団法人 日本ライフセービング協会の所属団体である宮城県ライフセービング協会(本部:宮城県気仙沼市、代表:小松忠男会長、以下「MLA」)が実施する「水辺の事故ゼロ」をめざす活動をサポートするため、「SUBARUライフセーバーカー」と、緊急救命活動支援のため「AED」を提供しました。
MLAは、普段から「水辺の事故ゼロ」に向けて、宮城県の海岸をはじめとする圏域の水辺の事故防止に向けた安全教育、監視・救助、防災教育、環境保全等を行うライフセービングの普及・啓発及び発展に関する事業を行い、国民の安全かつ快適な水辺の利用に寄与することを目的に取り組んでいます。
今回、提供する「SUBARUライフセーバーカー」(フォレスター1台)は、2022年6月から9月の3ヶ月間、海水浴場の巡回や機材の運搬、緊急救命活動、そしてライフセーバーの監視拠点などの様々な用途で使用される予定です。
宮城県ライフセービング協会
水辺の事故ゼロをめざして
誰もが安全知識を持ち、水辺を安全に楽しめる社会へ。
2011年3月11日 東日本大震災が発生し、多くの方々が犠牲となりました。その日をきっかけに宮城県気仙沼市に気仙沼ライフセービングクラブが設立され、地域へのライフセービングの普及のために地道な活動を続けています。
宮城県における日本ライフセービング協会に加盟した唯一のクラブとして、様々な活動を続ける気仙沼LSCには県内の多くのライフセーバーが所属され、海水浴場における安全管理だけでなく様々な競技会や講習会活動などを展開しています。
気仙沼市お伊勢浜海水浴場 活動の様子
お伊勢浜海水浴場は仙台から約2時間程、穏やかな波と遠浅で長い砂浜。環境庁による「快水浴場百選」にも選ばれたことのある美しい海水浴場。
2022年、震災後12年ぶりの海開きとなったそうです。
今回、こちらで活躍されているライフセーバーの高橋さんにお話を伺います
ライフセーバーになったきっかけは・・・
救助隊のお仕事は、救助した方をなかなか元気なお姿でご家族の元にお返しする事ができないこともあり、その悲しい状況にならないためには、少しでも前に食い止めることはできるのではないか!…と思い昨年、ライフセーバーになろう!と決意し資格を取得しライフセービング協会へ加入しました。
ちなみにスマホの待ち受けはフォレスターです(笑)
ライフセーバーとして気をつけている事は・・・
怖い顔をしない!常に笑顔で対応する。
ただ見ているだけではなく「ここが危ないよ!」など早めに声がけをしたり、周りの人に挨拶をし、ライフセーバーがここにいるという意識付けをしています。
ここお伊勢浜は1人で見ていますが、他の海の場合は複数人で対応することもあるので、その時は子供達と遊んでみたりもしてます(笑)
✦海に遊びに来る方へメッセージ✦
ライフセーバーは、安心して楽しく過ごせる場所を提供しています。
ぜひ、海へ行くならライフセーバーのいる海へ!!
水辺の事故は残念ながら色々なところで起きています
穏やかに見える河川であっても、地形や川幅などによって流れが変わり自力では逃れられないこともあったり、池や湖…水底の状況が見えにくい場所、また基本的に流れ等がない屋内のプールでも毎年事故は起こっています。
望まない事故を防ぐために…危険な場所を事前に確認したり、禁止区域には近寄らない、ルールを守る!そしてもし事故が起きてしまった時の対処法も学んでおくことも大事です!
高橋さん、取材のご協力ありがとうございました。
大事な輝くいのちを守るため…
「水辺の事故ゼロ」に…
「死亡交通事故ゼロ」に…
ゼロになるその日まで… 私たちに出来ること…
常に考えて過ごしていきたいですね